カテゴリー: Q&A

「考具」を中心とする拙著の読者みなさん、そして「ワークショップ・考具」「アイデア・バイブル ワークショップ ミニ&プラス」からいただいたご質問にお答えします。
もう10年以上やってるので、実はいくつか「被り」もあります。あしからず・・・。

Q377:ブレインストーミングの所要時間は?

Q:ものにもよりますが、ブレインストーミングなどにかける時間はどれくらい良いのですか?

A:30分〜120分の間、ぐらいじゃないでしょうか? ただ、●●分やったから、もういいや(もう出ないだろう)! ってのは・・・。

Q376:1日の業務で何割アイデアの棚卸をすれば良いか?目安は?

Q:今回のセミナーレベルのアイデアの棚卸は、実際の業務では1日の何割、あるいは期間の何割くらいを当てているのか。個人差、経験差はあると思いますが、今後の指標の目安にとして参考にさせていただきたいです。

A:全体の何割、という考え方よりも、「アイデアを迷っていられる期限までにいくつのアイデア(選択肢)を出せるか」と設定した方がイイです。●●%の時間を割いた「から」好いアイデアが出る、ではなく。

Q375:面白い企画を探すTIPSは?

Q:Googleには「おもしろい企画」と検索をかけても出てきません。面白い企画を探すTipsを3つ教えて下さい。

A:「面白さの基準」は人によって違います。TIPSはあるんでしょうか? 分かりません。強いて云うなら、「面白い」って抽象度の高い表記。具体的に云い換えると・・・?

Q374:企画のインプット・アウトプット

Q:「Google検索は目当ての情報を知らない人にとってはあまりに使いづらすぎる」という記事をご存知でしょうか。「企画」という目に見えない概念をどのようにインプットすればいいでしょうか。

A:不勉強にしてその記事を拝読したことはありません。そして「企画」は概念ではありますけれど、それよりも実践の結果です。つまりインプットすることではなく、アウトプットすることです。検索はするかもしれませんが、その後で「描く&書く」ものです。誤解なきよう。

Q373:最初のアイデアとブレークスルーと。

Q:お題を聞いてすぐに、自分のアイデアが浮かんだ。それ以降このアイデアを超えるものが、自分の中で浮かばなかったです。ここをブレイクスルーするのはどうしたらいいのでしょうか。

A:たった一回のことで、ブレークスルー云々なんて、大げさです。今回はそうだった。じゃあ次回は? 次々回は??

Q372:発想力の限界?打ち破るべき壁!?

Q:マンダラートなどで連想していくと、「これとこれは絶対に変!」と思うことがありました。それは自分の発想力の限界であり、打ち破るべきものなのでしょうか?

A:たくさんのアイデア、アイデアへのヒントが出てくる過程では、そりゃー変なのもあります。フツーだと思いますよ。

Q371:新しいアイデアを受け入れない社風の時

Q:新しいアイデア・発想そのものを受け付けない社風の場合、どういう切り口で提案すれば上層部も納得し、実現化に近づくのでしょうか。(弊社がそういうことではありません。)

A:うーむ、六つかしいですよねー。訴えるべきは「新しさ」ではなく、「効果・成果予測」じゃないでしょうか?
「アイデア入りの企画」と「その企画を実現したら●●になります予測」とをセットにして提案してみてはいかがでしょうか? この時の●●、が実質的に「アイデア/企画の選択基準」になっているわけです。なので新しさではなく、●●が適切かどうか? を議論できれば、仮に一回目に提出した企画が不採用でも、「次」の機会はありそうです!

Q370:自分が成長したか、評価方法は?

Q:業務時間内で、できるのか、すべきかいろいろと考えます。仕事としてやるには、このトレーニングをした、あるいは成長した評価はどのようにすべきですか。

A:最終的には「どんなアイデア入りの企画を実施して、成果が出たか」で評価するべきかもしれませんが、いきなり・・・も厳しいでしょうから、途中経過を成果に関わらず評価するやり方もありそうです。
例:アイデア入りの企画を「実現」できた(失敗したけど)
例:アイデア入りの企画を「立案」できた(実施には多大なるフォローが必要だったけど)
例:アイデア入りの企画づくりを「補佐」できた(リードはできなかったけど)
例:企画のコアになるアイデアを描けた(経験がなくて企画に整えられなかったけど)
例:たくさんのアイデアを出せた(ひとつ二つじゃなくて20個!)
 など、など。

Q369:加藤さんの昔と比べて

Q:昔と比べて考え方やイメージの幅などは広がった感じはしますか。

A:します。と同時に「まだまだ足りないな−」とも感じます。

Q368:今後のワークの予定は?

Q:今後の先生のワークの開催日、開催場所を教えてください。

A:自分で主催しているケースがほとんどなくてお呼ばれベースなんです。2018年7月24日現在で、関西以西での実施予定はありません。東京だと、8月6日(有料)、翌7日(無料)に予定があります。

*このQ&Aは2018年7月24日に作成されたものを掲載しています。

Q367:わくわく感を社内に…

Q:自社では経営計画を立てています。何年かやっていると「改善」のアイデアばかりでわくわく感がないことに気が付きました。手法はSWOT分析です。SWOT分析がダメだとは思いません。やはり全員のアイデアが固まっているのでしょうか。また、本日行ったとトレーニングは定期的に会社で行うことは有効ですか。

A−1:SWOT分析もまたひとつの「道具」です。
なので「御社の現状との相性」があると思います。佐藤義典さんの著作が参考になります。探してみてください。

A−2:改善のアイデアだから、わくわく感がない、はそうでもないかなーと。
詳細わかりませんが、「思いやり」から始まってしまっているかもしれませんですね。

A−3:ということで、(企画じゃなくて)アイデアを出すだけ、のトレーニング、有効です(かとうの立場としては:笑)。
いつでも「思いやり≒丸める」ことは可能でしょうから、いかに「わがまま」になる時間を確保できるか?
がわくわくする「アイデア入りの企画」への近道じゃないでしょうか?

Q365:アイデアと企画は違う!を広めたい

Q:アイデア≠企画であることを分かっていない人に分かってもらうには、どうしたらいいですか。

A:知らないことに自然に気付くことはかなりハードルが高いので、ちゃんと理解していただく機会を作れればいいですね。
ちなみに「整えた企画」を数案、だけをお見せすると「ちゃんと考えたのか?」なんて聞かれたりします。途中経過である、アイデアスケッチ(WSでみなさんが描いた紙≒まだ企画じゃない)を全部並べて判断者に見せる、なんてことができると、納得度が高まるかもしれません。判断する方はスルドイ人でもあるので、全部を描いてないアイデアを見て「これがいいんじゃねーか?」なんて云ってくれたりするかも?

Q364:日頃の鍛錬方法は?

Q:日頃、アイデア力を培うために、(講演・ワークのこと以外で?)どのようなことを実践されていますか。

A:ワークショップでご体験いただいたように、アイデアの源泉は「既存の要素=体験」です。
なので体験を増やしたいなーとキョロキョロしています。
「いつものところで、いつもの」誘惑も激しく迫って参りますが・・・。

Q361:加藤さんは自己啓発本を読みますか?

Q:自己啓発本等は読んだりしましたか。

A:読みましたし、いまでも読んでます。
どんな種類の本でも、本に限らずどんな種類の体験でも、自己を啓発してくれることも多々ありますし。

Q360:1つの広告に何回アイデア会議を?

Q:一つの広告を作成するのに何回のアイデア会議を行っていますか。

A:準備できる時間もマチマチだったりしますのでケースバイケースですが、1回だけ、ってことは本当にマレです。

Q359:アイデアの選び方は多数決?成り行き?

Q:どのアイデアを選ぶのかは、多数決の良いのか、リーダーが決めるのが良いのか、成り行きで決めるのが良いのか。(アイデアの選定はどうするのでしょうか。選ぶ基準は何でしょうか。)

A:全員一致で「これや!!」となるアイデアが出てくるのは、まぁ年に一回あるかないか? ぐらいでしょう(アイデア出しをやる回数、メンバーにも拠りますけれど)。従って、「アイデアを選ぶ」方法・段取りを用意しておくことが必要になります。

「選ぶ」は2つのステップに分かれます。
1)「選択基準」を決める(選ぶ)。
2)決めた選択基準にそってアイデアを評価する(順番付けする)。
のステップ。

1)の選択基準については、いろんな選択肢が考えられます。ビジネスで云うなら、お客さまにウケる、利益の大きさ、売上の大きさ、リスクの小ささ・・・好き嫌い、まで。選択基準自体の選択肢(ややこしくてすいません)を出せるかどうか、また出てきた選択肢の中から、どれにするかを決めるには、当然ながら責任が生じてきます。かつ一長一短です(これや!アイデアがない状態ですから)。ということで、責任を負える人≒経営者(に近い役職の方)が判断することになる、のが常道です。

で、当然ながら「選択肢を決める」「それに沿って順位付けする」のそれぞれで失敗があり得ます。アイデアという選択肢をたくさん出すのも大変なんですが、出てきたアイデアを選ぶのもまた大変なんです。