カテゴリー: Q&A

「考具」を中心とする拙著の読者みなさん、そして「ワークショップ・考具」「アイデア・バイブル ワークショップ ミニ&プラス」からいただいたご質問にお答えします。
もう10年以上やってるので、実はいくつか「被り」もあります。あしからず・・・。

Q336:自分と他人のgoodの差

Q:自分が(わりとわがままに)出して、よかれと思ったアイデアと、他人がみた時の、同じアイデアでもうまれるgoodの差は、1人でうめられるのか。

A:埋める、というか・・・自分も他人も「これや!」と思うアイデアを出せるかどうか、じゃないでしょうか。なかなか出ないですけどね。

Q335:実際の会議は「思いやり」が良い?

Q:実際の会議に持ち込むアイデアはある程度「思いやり」のものが良いのか?

A:わがまま、でよいんじゃないでしょうか? ダメなものはダメとお沙汰をもらえばいいだけです。「当てに行く」必要もないのでは? 

Q334:チームのアイデアを効率よく「まとめる」方法

Q:チーム全体で企画やアイデアを考える際、人それぞれ個性あふれるアイデアが多く出る中で、どのように効率よくまとめていくのか?(一人のアイデアを一人でまとめていくだけでも一苦労)

A:「まとめる」ではない説、です。「選ぶ」。変にいいとこ取りをしようとすると、かえって幕の内弁当化するんじゃないかと。であれば、そこに効率ってないんじゃないかな・・・かとうの私見です。

Q333:マーケットイン⇔プロダクトアウト

Q:マーケットイン⇔プロダクトアウト 案の出し方の違いは?

A:視点は違いますけれども、「出し方」は同じでは? いかに「わがまま」になるか。プロダクトアウト視点での「わがまま」は、結果的に「お客さまをブランド/商品が選ぶ系」になるはずです。本質的には。

Q332:ひとりよがりを打破したい

Q:アイデアを出す際に、インプットが多い分、“自分だけの”“ひとりよがり”なアイデアになってしまわないようにするためには、どうしたらいいですか?

A:最初はそれでよいのでは。ひとりよがり過ぎるアイデアは、淘汰されます。むしろそれを恐れて出さない=自分で勝手に判断(一問一答する)方がよろしくない、と考える次第です。

Q331:「考える力」を効率的につけるには?

Q:「考える力」の獲得に効率化はありうるか、あるならばどんな手法か。

A:急がば回れ、かと。基礎体力や基礎的な身体とアタマの動かし方を体得していないと、モロいです。

Q329:周りと意見が違う時の割り切り方

Q:自分ではイイアイデアと思っていても、周りとは意見が違う時の割り切り方を知りたいです。

A:いきなり割り切る必要はなく、ちゃんと議論すればよいのかと。アイデア自体は好くっても、スケッチの仕方≒言葉の選び方が拙くって伝わってないケースもあるでしょうし。

Q328:アイスブレイクは重要?

Q:やはりアイデア出しの前のアイスブレイクは重要でしょうか? 職場などの少しフォーマルなメンバーが集まる場合のアイスブレイクのコツはあるでしょうか?

A:ここはメンツに拠るんじゃないでしょうか。アイデア出し慣れしているメンバーなら不要でしょうし。アイスブレイクもさることながら、個人的には「発言と発言者とをわける」にはある程度の即効性はあるかなと。エライ人に「アイデアスケッチを描いてね」とお願いするのはちょっと大変ですが。すくなくとも「すぐ判断しないでください。後で!」ならナントカいける?

Q327:一人でアイデア出しても効果あり?

Q:このアイデア出し方法は一人で行っても効果が高いでしょうか? やはり3~4人のグループで行うのがよいでしょうか?

A:一人でも効果ある、と思ってます。肝心なのは「アイデア(選択肢)をだす だけ の時間」と「出し尽くしたアイデア(選択肢) からお題解決に資するアイデア(まだ企画じゃないけど)を選ぶ だけ の時間」そして、「選んだアイデアを企画に整える だけ の時間」と、プロセスを3分割することです。
 とはいえ、選択肢の数を稼ぐ≒素敵なアイデアが出てくる確率を上げるためには2名以上でやることは有効です。「云い出し」人数が増えればそれだけ数が増えますし、さらに「云い換え」プロセスを入れられると、もっと増える構造です。

Q326:アイデア出しの所要時間

Q:アイデア出しにとる時間はどれくらいが適切でしょうか?

A:3時間やったから好いのが出る、とは限りませんよね。また時間で決められるものでもなく・・・。ここはトライ&エラー。
 ただし、「具体的≒制限がある」方がアイデア出しやすかったりもします。「今回はあえての5分で」など、いろいろ制限をつけてあげるのも一考です。

Q325:「脱ぐ」を全員に根付かせるには

Q:利害関係や評価がある場で自分を脱ぐ概念を全員に根付かせるにはどうすると良いか? もはや他人を変えるのは難しいので自分を変えるしかないでしょうか? 嫌われる勇気的に。他人からの見え方は気にしない自分になるなど。

A:おっしゃる通り、脱ぐのはかなり大変(恥ずかしい)。ので、例えばですが「脱ぐところは宿題にする」から始めるのも手かと。アイデアスケッチを描く段階は個人それぞれ。それを持ち寄るところからミーティングに。など。
 とはいえ、みなさんご自身の本業でいきなり脱ぐのはさらにハードルが高いです。そこを緩和する目的もあって、8時間コースの「ワークショップ考具」ではアイデアを出すお題を、「本業からはズラす」でやっています。ちょっとは脱ぎやすくなります。さらに終日やってますと「脱ぐ」行為を何度か繰り返す、他の人の脱ぎっぷりを見ることになるので、夕方になると「知的ヌーディスト海岸」になっていく感じです。
 話もどって会社でやるなら、誰かが脱いでも、「あれ? それでも大丈夫じゃない?」という環境を形成できるか、かもしれません。

Q324:ストック方法、脱ぎやすさ

Q:出てきたアイデアのストック方法、自分を脱ぎにくい人が脱ぎやすくするには?

A:WS中にも申し上げたかと思いますが、かとうは「アイデアは在庫できる」派です。なので記憶しておくか、記録しておくか。デジタル/アナログは個人のお好みでよろしいかなと。一例ですが樋口健夫さんの「アイデアマラソン」という方法もありますし、佐藤ねじさんの方法(「超ノート術」)もおもしろいです。
  ・アイデアマラソン http://www.idea-marathon.net/index.html
  ・佐藤ねじ さん http://www.nezihiko.com/works/web.html

Q323:企画として通そうとするとつまらなくなる

Q:いいアイデア、イノベーティブなアイデアも企画として通そうとするとつまらないものにおちつきがちになってしまいます。。

A:ですよね。つまらないものに劣化してしまう場合は、そもそものアイデアが実は大したことなかった、と考えるようにしています。悔しいですけど。

Q321:慣れたら企画を先に考えてしまう?

Q:練習していくうちに(経験を重ねるうちに)企画になるかどうかを考えてしまいそうだがそうなってしまわないか?

A:できるだけ考えないようにする練習をする、ってことでしょうか。

Q320:言葉に表したその先は?

Q:抽象的に浮かんでいることが絵や言葉に表すことによって皆の共通認識となりますがその先どう進めていくのかもまだまだ未定ですよね?

A:リーダーの方、またある程度実務経験のある方なら、(まだボンヤリとしている)アイデア≒選択肢を見た段階で「これはこうなるな? そしたら新しいなあ」と見抜けます。なので、未定ながらも進めます。

Q319:インプットはどうするのが良い?

Q:アイデアの源泉になるインプットはどのように(どんな方法)でするのが良いか?

A:なんでもよいのでは。何が役に立つか分かりません。えーと、加藤昌治ってひとが「アイデアはどこからやってくるのか」(CCCメディアハウス)という書籍を出したばかりです。ここにインプット手法について書いてあるらしいです(笑)。

https://www.amazon.co.jp/dp/4484172046/

Q318:ファシリテートについて知りたい

Q:アイデアを出すのはよいが、そうは言ってもやはりまとめないといけないです。次回があるならファシリテートについても知りたいです。

A:アイデアについては NOTまとめる BUT選ぶ(≒他のを捨てる)だと考えています。ファシリテーションではなくて、選択。
 一方、「云い換え」プロセスではリーダー(≒ファシリテーター?)の役割が必要になるときがあります。加藤昌治ってひとが「チームで考える『アイデア会議』」(CCCメディアハウス)って本を出したばかりとのことで、ここに書いてあるそうです(笑)。

https://www.amazon.co.jp/dp/4484172038/