カテゴリー: Q&A

「考具」を中心とする拙著の読者みなさん、そして「ワークショップ・考具」「アイデア・バイブル ワークショップ ミニ&プラス」からいただいたご質問にお答えします。
もう10年以上やってるので、実はいくつか「被り」もあります。あしからず・・・。

Q050:いきなりアイデア会議をやってみたいのですが・・・

Q:自分が店長を務めているお店で、従業員をメンバーにしてアイデア会議をやってみたいのです。
 彼ら・彼女らは特にアイデアを考えるトレーニングなんかは受けていないのですが
  いきなりアイデア会議に連れ出しても大丈夫でしょうか?
  (埼玉県:Aさん)

A:
微妙な感じ。いきなりアイデア会議だと厳しいかも知れませんね。
という理由は、アイデア会議とは、アイデアをたくさん持ってくることが前提だから。その場で考える(≒云い出す)はほとんどありません。アイデア会議前の個人ワークが大事なんです。それに慣れている、やり方をしっているのであればOKですが・・・。

もし一回もそんなことやったことない、という人たちなら
その辺の手ほどきが必要になります。自分ができるから他人もできる、とみなしがちですが
「考える」ことへ対する心のハードルは思いの外、高いものです。
  (かとうまさはる) 

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Q049:アイデアをどこで考えてますか?

Q:かとうさんは、アイデアをどこで考えてますか?
 (神奈川県:Uさん)

A:
どこ、は本当に人それぞれでしょうね。
あくまでも個人的には、
多少ザワザワしたところに座ってやるのが好きですけども。で、肝心なのはこういうQAの後に
実際に試してみることですよね。ポンと、まずは騙されてザワザワするところへ行ってみる。自分にとって心地よければ、レパートリーに加えればいいし、ピンとこなかったら、他の場所を探す。考えること=スポーツですから自ら身体を動かしてみて、自分に聴いてみてください。

絶対の正解はありません。ゆえにあれこれ試してみる。その結果「人それぞれ」になるんですよ。
 (かとうまさはる)

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Q048:アイデアは合体してはダメなんですか?

Q:自分でアイデアを考えて、企画に落とそうとする時、
  これはいいな、と思うアイデアをドッキングさせたくなるのですが・・?
  (東京都:Hさん)

A:
一概にダメ、と断言もできないのですが
おおまかにいうと止めておいた方がいいかもしれません。

特に「対応にドッキング」が危険です。一つの企画に入っているコアのアイデアは一つ。それが2つ3つあると、やっぱりボケます。補強する、という意味で合体することはアリです。その見極めをするのもプランニングの技ですね。どうしても捨てがたい、と思ったらそれぞれをコアアイデアにして企画を2つ考える。どちらを選ぶかはディレクターやクライアントに任せてみませんか? 困った顔をしていたら、プランナー冥利に尽きる、というものです。
  (かとうまさはる) 

 

Q047:「人格否定発言」への対応は?

Q:自分の上司や先輩は、アイデアを話し合っている時なのにアイデアではなくて、
  自分(発言者)を否定するようなことばかり言うのですが・・・
  (東京都:Tさん)

A:
ブレーンストーミングには、それ相応の慣れがやっぱり必要です。
特に「発言と発言者とを切り離す」のは大変だと思います。
かとうも時折やってしまいますから。その一方で、アイデアとは優劣を問われるものでもありますからどちらがいいのか=他方の否定になるのも構造的な事実です。

下々としては、その構造論を理解した上で上司の方々の人格改造を志向するのではなく、環境を整え直すことでネガティブムード軽減(絶滅と云いたいところですが)への
取っ掛かりを掴んではどうでしょうか?

具体的には「壁/机の活用」です。持ち寄ったアイデア(スケッチ=紙)は全部壁に貼る。机に置く。
1)発言者と発言(アイデアスケッチ)をズラす、距離を離す
2)アイデアスケッチに向かって話しても、発言者の方を向かなくても済むようにする

 になるように工夫してみてください。上司の発言自体は相変わらず否定的かも知れませんが聞いている自分が発言方向とズレていることで、「第三者化」できます。もちろん100%逃れることも出来ませんが、かなり楽になれますよ。「うーん、やっぱりそのアイデア、詰まんないよな」と自分でも思えたりして。三つ子の魂百まで、といいますから
上を変えるよりも、自分を変える、場を変えるが早いです。

  (かとうまさはる) 

 

Q046:仕事、ってなんですか?

Q:仕事、ってなんだと思いますか?
  自分が毎日やっていることが本当に仕事と呼べるのか、疑問に思ってます。
  (東京都:Oさん)

A:
凄まじいご質問。
かとうのキャパシティをはみ出していますが・・・。
大学の時に読んだ『仕事』(今村仁司・著)を思い出しました。ややうろ覚えですが、俗に云う“仕事”は2つに分類される。
1が仕事で、2が労働・・という議論。労働に甘んじていないで、仕事しよう・・そんな話だった記憶があります。

今風に云い換えると、
1=仕組みを作る人
2=その仕組みの上で作業をする人 になるでしょうか。2007年当世の風潮としては、圧倒的に1の人がエライのでしょう。大きな仕組みを作れば、それだけのお金もついてくる。そして作業する人は、代替可能であるのも事実です。仕事だけが人生でもないから、作業をオゼゼを稼いで・・もあり。そして大小に関わらず、仕組みをつくろうとするのもアリ。さらには、作業の領域において断トツのスペシャリストになるのもアリ。そこまで行ったら「仕事」ですよね、きっと。とすると、労働を仕事化するのは自分であって、仕事化には、なんらかの自分の考え(アイデア)が必要になるんじゃないでしょうか。それは、労働の仕事化構想の段階でも、あるいはもっと具体的な段階でも。このWebをお読みのみなさんはどう思われます?
  (かとうまさはる) 

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Q045:アイデアスケッチを付せん紙に書くのは?

Q:アイデアスケッチを付せん紙に書くのはダメなんでしょうか?
 (神奈川県:Iさん)

A:
付せん紙がダメ、ではなくサイズの問題です。
小さきものは不向き。せめてB5サイズは欲しいです(商品としてはあるはず)。でもそれではおそらくコストが合わない・・のではないでしょうか? 慣れないうちは、とにかく大きめの紙を使うことをお勧めします。

理由はいくつかありますが、
1)遠くからでもしっかり見える(読める)
2)余白に書き足し(云い換え)たりできる などがあるでしょう。特に1)は大事だと思います。
小さく書かれたミニスケッチをチームのみんなで共有するのは
存外六つかしいものです。また不思議なことに、大きく書かれた(描かれた)スケッチからは
いろんなアイデアが生まれます。云い換えのスタートになる感じです。

細いペンでチマチマ書くのも悪くはないのですが・・・
伸びやかに描いてもらった方が、いろいろお得だと思います。
 (かとうまさはる)

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Q044:アイデア会議までに紙を書いてくれません!

Q:アイデア会議をやってみようとするのですが部下がアイデアスケッチを持ってきてくれません。
 (愛知県:Mさん)

A:
いきなり書いてこい、は確かに六つかしいでしょう。やったことのないことは、できませんから。
最初は集まった状態で書く導入の方法もあります。大事なのは、いきなり話し合わないこと。欲しいのはアイデアの「数」。いきなり話し始めると数は稼げません。紙に書く、とはアイデアの数量を獲得するための方法。従って一人で作業することにはあまり意味がなくてどこかで「書く作業の時間を取る」ことが必要なんです。具体的には集まった状態で「黙々と書く時間」を10分ー30分ぐらい。慣れるまでは短めがいいでしょうね。書いている間に、ちょっとした音楽を流しておくと作業しやすいです。アイデアスケッチを書くのは習慣なので身体で覚えるための環境を整えてあげるのもディレクターの仕事です。
 (かとうまさはる)

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Q043:どうして太いペン?

Q:
『考具』『アイデア会議』においてアイデアスケッチには太いペン、を推奨されてますが
  その理由は?
  (大阪府:Eさん)

A:
A4サイズの紙に、細字のボールペンでチマチマ書かれたメモなんて見る気がしますか?
「大きく書かれたアイデアスケッチ」は、見やすい。正直、他人のアイデアってそれほど興味がなかったりもします。まずはちゃんと見てもらうことがスタート。視認できるサイズの文字、見る気になるカラーだったりは必要条件です。

それから、普段より大きめの紙に大きめの字を書いている(描いている)と、
何となくですが、「乗って」きます。科学的なことは分かりませんが、高揚してくる感じ。
愉しくなってくるんですね。これは十分条件(的)理由。

3つめには、大きく描いてあると下らないアイデアも何となく好くみえる。ホントです。「これは何か意味があるんじゃないか・・?」なんて。せっかく出す「我がアイデア」。みんなにも注目してもらったり、可愛がってもらったり。そのための環境を作るのもアイデアパーソンの仕事の一つだと思います。
  (かとうまさはる) 

Q042:アイデアスケッチを書いた紙はどうしていますか?

Q:
アイデアを出した後のポストイット、アイデアスケッチ、マンダラート。あるいはちょいメモといったその紙は、どうされていますか? それらのちょっとしたメモたちが今回企画にならなかったとしても、
そのうちまた使えるのではないかな? と思ったり、この1枚が今回たまたま出てきたアイデアで、次に作業するときにはもう出ない
珠玉のアイデア(!)なのではないかと思ってしまいます。
捨てるのも忍びなく、
でも、ポストイットや裏紙をずっととっておくのもなんだか・・・
ちゃんとした紙に書けばいいのではないかと思うけど、もしかすると捨てることに意味があるのか? などとも考えてしまうのです。アイデアを放出した紙を取捨選択するのも難しいような気がします。どうされているのでしょうか?
 (福岡県Sさん)

A:
メモした紙は、捨てます。
どのタイミングで捨てるか、ですがアイデアスケッチは、アイデアマラソンに転記したところで捨てる。ちょいメモは適当に処分(というほどのものでもないですが)しています。

アイデアマラソンに転記した分(つまりアイデア)については
「また活躍する時が来るだろう・・」と一応は思うわけですが
まあ、見返すことはほとんどありません。従って、かとうのアイデアマラソンノートには
おそらく同じアイデアのダブりが相当あるはずです。

ちょいメモも同じですね。
読み返しても読めないことが結構あります。
その時点で縁がなかった・・と諦めることにしています。その都度ごとにきちんとしたアイデアが出ているわけでもないので本当はしっかり見返した方がよいのやも知れませんが個人的には、その時にまた似たようなのが出るだろう派、です。
 (かとうまさはる)

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Q041:考える時間が迫っている時には?

Q:プレゼンが今日の明日、といった場合はどうしたらよいのでしょう?
 (青森県:Kさん)

A:
往々にしてありますよね、そういうケース。
仕方ない、やるしかない・・としか云いようもないのですがまさにこうした事態に備えておくために、普段から鍛えておくことが肝要でしょう。プレゼンは試合。日頃から練習しておかないと、そりゃいきなりはキツイですよね。
 (かとうまさはる)

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Q040:「ワークショップ考具」でアイデアを話し合わない理由は?

Q:「ワークショップ考具」ではアイデアスケッチを描いた後、
  グループでブレスト風に雑談したりしませんが、それは必要がないからですか?
  (神奈川県:Oさん)

A:
アイデアを考える際、誰かと話すことは非常に重要です。
時間があれば多いにやるべきことです。「ワークショップ考具」でその時間を取っていない理由は主に個人作業になる領域をみんなでトレースしてみること
そして、アイデア出し作業と企画化作業の違いを体感してもらうのが目的だからです。

本来ならば、アイデアスケッチを描いた後、その案を集めてブレーンストーミングするのが筋。ワイワイと打ち合わせをするプロセスが必要です。「ワークショップ考具」は、その前提となる
アイデアスケッチをたくさん描くことを体験する段階にフォーカスしているのでかなり個人作業の時間が多いプログラムになっています。
ということで、現場的には時間のある限り話すのがベターです!
  (かとうまさはる) 

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Q039:いきなり「わがまま」に考えてもよい?

Q:わがまま→思いやり、といいながらも実務上の課題には市場環境や競合商品の状況など、
  重要な前提があって、それを無視して「わがまま」に考えてしまってよいのでしょうか?
  (東京都:Sさん)

A:
現場の仕事では当然前提条件がたくさんあります。
無視するわけにもいかないし、縛られすぎても困る。これはやり方の問題で
1)本当に条件を取っ払ってアイデアオリエンテッドに進める
2)しっかり認識した上で、「わがまま」に始める
のどちらかでしょう。

例えば経験の浅いプランナーには1)。まずは爆発させてみて、後で折り合い地点を見つける方法もあります。ベテランには2)。「どの辺まで“飛ばせるのか”」を何となくイメージしながらできる限りわがままに考える(経験値がないとできないでしょうね)。

いずれにしても超・基本の前提条件はアイデア出しに入る前に伝えておくべきでしょう。その上で、プランナーとして、どこまでわがままになれるか。プランナーを率いるディレクターからすれば「どこまでわがままに泳がせるか」。腕の見せ所、といったところでしょうか。
  (かとうまさはる)

Q038:アイデアが浮かんでもすぐ吹き飛ばされてしまいます。

Q:
ご質問です。

私も仕事上何かを企画したり表現したり…が求められ、その都度企画案をいくつか挙げてみようとしています。頭が固いので、なかなか思い浮かばないことは自覚しています。が、そもそも人の意見や発想に流されやすい性格で
(プライベートでは全く流されないのですが、仕事になると流されっぱなしです)せっかくアイデアが浮かんでもすぐ吹き飛ばされてしまいます。むしろ、自ら吹き飛ばしてしまいます。そんな時はどのような訓練をした方がいいのでしょうか? たぶん、自分の意見や発想を否定されるのが怖いからなんだと思います。
 (東京都:Yさん)

A:
まずは紙に書くことではないでしょうか。紙に書く(残す)ことで、物理的にアイデア(企画)を残す。

目で見えるようにすることで、打ち合わせの後半で見返すなど、一度流されても、また戻すこともできるようになりますし。

残し方は、その時必要とされるレベルでよろしいかと。ちょっとした打ち合わせであれば、メモ(手書き)でもいいでしょうし、もう少しキチンとしているなら、パソコンを使うとか。話しているだけでは、「迷う」ことができにくいです。いろんな選択肢を「拡げてミル」と楽になると思いますのでお試しください。

その際、やらない方がいいのは
1枚の紙に何案も書きつけてしまうこと。「1枚1ネタ」にして、それぞれの紙(アイデア/企画)が
自由に動けるようにしておいた方がよいです。大きい文字で書いてあった方が
“よき案”にも見えますから(笑・・でも本当)。
  (かとうまさはる) 

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Q038:フォトリーディング、本当に身に付けていますか?

Q:加藤さんが本当にフォトリーディングを体得しているのか、教えてほしい。
  何度やっても私にはソーセージしか見えてきません・・・。
  (東京都:Wさん)

A:
どこまで体得しているのか? 実は自分でも怪しいです。
ソフトフォーカスでページをめくり倒していくステップも大事ですが、予習→フォトリーディング→アクティベーション・・・
と複数回に渡って前ページめくるところにも意味を感じてます。実質的な仕事上の読書であるなら「えーと、確かあの本にあんな事が書いてあったな・・お、これこれ」
になればバッチリではないでしょうか。本をどこまで把握するか? 「連ドラを見逃した友達に翌日教えてあげる」レベルぐらいかと。細かいところは省きまくっていても、話としては十分有効。そんな感じでとらえています。
  (かとうまさはる) 

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Q036:ブレスト、どんなシチュエーションだとうまくいきますか?

Q:
ブレストって、実は酔ってるとき、音楽をかけているとき、喫茶店でやるとき、うろうろたち歩いているときのほうがバカみたいなもの、思い切ったものが出てもりあがるなあ・・
・・と思うのですが加藤さんはふだんどんなシチュエーションでやるのがうまくいきますか?
またご自身以外で若い方はどんな状態でブレストをするとうまくいっている様子ですか?
 (神奈川県 Rさん)

A:
実際としては、打ち合わせ(アイデア会議)の場に手ぶらで行く事はなくて、それ以前に自分なりにいくつかアイデアをメモにして持っていく場合がほとんどです。

つまり最初に「一人ブレスト」があるわけです。一人でやるブレストはまさに人それぞれじゃないでしょうか? かとうは電車の中とか、昼のカフェとか。その場所ではちょろちょろとメモるだけにして、会社の席でA4の上に清書
(と書くと聞こえがいいですが、要はアイデアスケッチ手書き版)して打ち合わせへ、という流れですね
他の人たちはどうしてるんだろう? まさにそこは一人きりなので、不明です・・。
  (かとうまさはる) 

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Q035:実際的活用においてのメソッド選択基準はありますか?

Q:数多くの思考メソッドがありますが、実際的活用においてのメソッド選択基準はありますか?
映画プロモーションにおけるメディア広告展開プランには、○○の思考メソッドが使いやすい、
など。
(東京都 Fさん)

A:
最終的によきアイデアが出れば、過程のメソッドなんて何でもよろしい、が基本スタンスではないでしょうか。個人的には考具のあれこれは、スポーツの練習メソッドと近い感覚です。ゴルフが一番顕著ですが、あれだけ多数のメソッドがあり、それなりに支持者(それで上達しただろう人)がいる。

となると本当にそこは相性かと。
数回お試ししてみて、自分の技として採用するかどうかを決めるしかないようです。六つかしいのはどこで判断するか。
学生の時ですと問答無用の強制執行が働きますので合ってないようで合ってた、の幸運がある場合もあるんですが・・・。厳しい上司を持たない社会人はそこが迷うところ。あれこれ浮気しながら自分の中での4番バッター(他の打順)を決めていくのがよいかも知れません。
  (かとうまさはる) 

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Q034:イラストに考具を使うには?

Q:個人的にイラストなどを描いています。
  ネタや構図などに困ったときに加藤さんの「考具」を言葉からではなく絵から展開していく、
  有効な活用法があったら教えてください。
   (埼玉県・Nさん)

A:
なるほど。例えば・・・ですがマンダラで構図の可能性を8つ書いてみるとか。
あるいはオズボーンのチェックリストで、構図をいじくってみるとか。ないしは七色いんこで視線の高さを変えてみるとか。やり方はいろいろあるのでは、と思いますがいかがでしょう?
絵の悩みを「コトバ」で解決する事もできそうな気はします。今あるものをちょっとだけ「ズラす」ことができれば、特にイラストのようなビジュアルは大分様相が変わるのではないでしょうか?
   (かとうまさはる)

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Q033:ボツアイデア、教えてください!

Q:ボツアイデア、教えてください!
  仕事上「ボツになったアイデアと企画」「仕事にまで結びついたアイデアと企画」の具体例で、
  面白いものがあったら、差し支えない範囲で教えていただけたらと思っております。

   (神奈川県・Kさん)

A:
すいませんが、具体的にはお答えできず(守秘義務があります)。
ただ、最初の社内打ち合わせに出したレベルは「ワークショップ考具」テキスト
(=『考具』96p)に入っていたアイデアスケッチぐらい。マジメにあのレベルで社内打ち合わせやってます。ということで第1回打ち合わせなんてのは相当な玉石混交ですが最初の段階でボツになっているのは本当に相当下らない/つまんないです。

また提案の段階や、採用しかかったのにボツ・・はいろんな事情アリ、なことも多いですね。それは組織と組織で仕事をする以上仕方のない事だとは思います。
   (かとうまさはる)

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Q032:アイデアから仕事まで、どうやってつなげていく?

Q:アイデアから仕事まで、どうやってつなげていく?
  先日ワークショップに参加しました。1日の中でいくつものアイデアを出し、その中から一つを選び、企画に整えるという一連のステップは体験できたと思うのですが、実際の業務において、アイデア出しから仕事まで、どのように結び付けているのかを教えていただけたらと思います。
  (東京都 Iさん)

A:
あくまでもわたしの場合、ですが・・・。
打ち合わせでは、いわゆるアイデア出しの打ち合わせを複数回やります。いいアイデアが出たら早いのですが、出るまでは時間の許す限り回数を重ねることになりますね。

それで徐々に、あるいはスッパリと核になるアイデアを「選び」、それを提案するレベルにまで整えます。出演者のウラをとったり、カンプ作ったり・・ということです。その過程が「思いやり」。予算やらスケジュールやら競合回避やらで提案までに変更が余儀なくされる事もしばしば。

提案し、めでたく採用となった後も、クライアント側の立場からの希望や判断など、また各種の「わがまま→思いやり」があり・・・
その後もさらに変更があり、まあ何とか間に合うように着地、でしょうか。当初のアイデア通りになることは当然少ないです。それだけ丸められてもなお、個性が残るアイデアが思いつくと好いな、とは思うのですが・・・アイデアパーソンの道は厳しい。
それでも自分の「わがまま」を出し続ける、ということですね。
  (かとうまさはる)

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Q031:論文に考具を使うには?

Q:論文に考具を使うには?
初めてメールします。社会人大学院生です。46歳になってなかなか柔軟な発想が出来ず、論文作成に苦慮しています。そこで「考具」を購入したのですが、このような論文作成時にまず読むべきページはどこでしょうか。
 (大阪府 Tさん)

A:
論文も企画もアウトプットの形式が「文章かどうか」というだけで、やることは基本的には同じだと思います。まず「what」=イイタイコトは何か?
これは大・中・小とあって、大の下に中がいくつか、それぞれの中には小がぶら下がる。要するにコンテンツとしてのマップ、骨組みです(※)。

文章的に言えば「目次」となりますが、いきなり目次を書こうと意識すると
「目次としての文章表現=HOW」に頭が行ってしまうかもしれませんから注意。この辺は手書きメモなんかでも十分では。考具ということならマインドマップ/マンダラとか。そこまで固められたら後は調べるだけ、書くだけ! もちろんそれはそれで大変でしょうけども・・・。

論文は、文章の上手下手よりも「何が書いてあるか」だと個人的には思います。ということで、what=イイタイコトの大中小決め、が大切じゃないでしょうか?

※わたし自身はwhatが決まった、として書き始めてから「うーむ」となってwhatを変更することがよくあります。その行ったり来たりを涼とするかどうかは個性かと。ご参考になれば。
  (かとうまさはる)

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