カテゴリー: Q&A

「考具」を中心とする拙著の読者みなさん、そして「ワークショップ・考具」「アイデア・バイブル ワークショップ ミニ&プラス」からいただいたご質問にお答えします。
もう10年以上やってるので、実はいくつか「被り」もあります。あしからず・・・。

Q320:言葉に表したその先は?

Q:抽象的に浮かんでいることが絵や言葉に表すことによって皆の共通認識となりますがその先どう進めていくのかもまだまだ未定ですよね?

A:リーダーの方、またある程度実務経験のある方なら、(まだボンヤリとしている)アイデア≒選択肢を見た段階で「これはこうなるな? そしたら新しいなあ」と見抜けます。なので、未定ながらも進めます。

Q319:インプットはどうするのが良い?

Q:アイデアの源泉になるインプットはどのように(どんな方法)でするのが良いか?

A:なんでもよいのでは。何が役に立つか分かりません。えーと、加藤昌治ってひとが「アイデアはどこからやってくるのか」(CCCメディアハウス)という書籍を出したばかりです。ここにインプット手法について書いてあるらしいです(笑)。

https://www.amazon.co.jp/dp/4484172046/

Q318:ファシリテートについて知りたい

Q:アイデアを出すのはよいが、そうは言ってもやはりまとめないといけないです。次回があるならファシリテートについても知りたいです。

A:アイデアについては NOTまとめる BUT選ぶ(≒他のを捨てる)だと考えています。ファシリテーションではなくて、選択。
 一方、「云い換え」プロセスではリーダー(≒ファシリテーター?)の役割が必要になるときがあります。加藤昌治ってひとが「チームで考える『アイデア会議』」(CCCメディアハウス)って本を出したばかりとのことで、ここに書いてあるそうです(笑)。

https://www.amazon.co.jp/dp/4484172038/

Q317:アイデア出しの最適人数は

Q:アイデア出しは何人くらいでやるのはベストか?

A:事情が許せば6人ぐらい説、と聞いたことがあります。でもそんな理想的なことは・・・なので、一人ひとりがたくさんたくさん出せるようにする、が近道ではないでしょうか。

Q316:選び出すフレームワークは?

Q:たくさんの選択肢の中から、いいものを選び出すのに労力がかかるとおっしゃっていましたが、そこはなにかまたフレームワーク手法はあるのでしょうか?

A:単純に、「たくさんの選択を見る&判断する」にも体力≒労力が必要です。フレーム云々の前に。考えるはスポーツ、です。

Q315:課題設定は具体的に?抽象的に?

Q:アイデアだしの為の課題を設定する際は、具体的に設定すべきか、抽象的に設定すべきか?

A:考える=選択肢を出す人たちが誰か? によって使い分ける、が一般解。「ゴードン法」のように、「真の課題を知らせずに考えてもらう」発想法もあります。

Q314:アイデア・企画を丸くされたくない

Q:アイデア→企画になる過程でどうしても丸くしたくない点ありますよね。どう戦いますか? かつ上司がセンス悪かったらどうふるまう(上司とセンスが合わなかったら)?

A:正攻法としては、「丸くしたくない理由」を語るべきかと。目の前にいる方が「なるほどね」と思っていただけないなら、その先も同じことですから。センスが悪い、については、「まあ、そういうことってあるよね」と捉えるべきじゃないでしょうか。実はとっても素敵なアイデア(選択肢)があったのに、それを選べずに負けるケース、結構あると思います。

Q313:いい換えのコツは?

Q:「いい換え」にコツやり方はありますか?

A:当てにいくと、たいがいは上手く行きません。とにかく数を出す。そこがスタートです。

Q312:時間とクオリティのバランスは?

Q:1つのアイデアを生み出す際の時間のかけ方と目指すクオリティーのバランスが難しい。効率がよいのはどんなバランスですか?

A:極論ですが「効率なんてない」と思ってます。あるのは「締め切り」。締め切りまで粘って、好いのが出なかったら仕方ない(その回は負け)、と考えてます。

Q311:思いをもった個人が集まらないと…

Q:アイデアや企画は個人から生まれるvsワークショップとアイデアソン、最近ワークショップとアイデアソンといった集合知がはやっている。しかし思った以上にとがったアイデアが出ていない印象、WSをやったことで満足? 思いをもった個人が集まらないとワークショップも難しいのでは? この点を聞かせてほしい

A:アイデアソンも、基盤にあるのは「個人の云い出し」。そして他人のアイデアを「云い換える」。集合知とは、個人技の集合というか集結というか編集というか。しかし一人ではたどり着けない可能性がある、のがミソかと。そしてトンガれない、のは脱げてないから、だと思います。思いも大切ですが、必要条件としては「脱げるかどうか」かな? と考える次第です。なんせ相当恥ずかしいことですから。

Q310:アイデア企業の文化とは?

Q:アイデアを創出するための企業・組織文化のつくり方、企画から入りがち

A:実際、アイデアを出すためには時間がかかります。インプットの時間、「云い出し」の時間、「云い換え」の時間・・・。それを織り込んだワークデザイン、端的に云い換えると「待てるかどうか」が文化なのかもしれません。

Q309:アイデアをためていくベストな手法とは?

Q:時間がない中でアイディアをためていく手法でベストなものがあれば教えてください。

A:ありません。人それぞれです。どんなプレースタイルにするか。それこそがアイデアパーソンとしての個性ですから。正解はないのです。

Q308:他者のアイデアを言い換える時のコツ

Q:ほかの人のアイディアを言い換えることに抵抗をなくすためにはどうすれば良いのでしょうか? メンタルを強くすることなのでしょうか?

A:面と向かって、発言で云い換えるのは難しいですよね。なので、お勧めは「紙に描く」。話合っているシーンでも、紙に描いて見せる。結構違います(ハードル下がります)よ。発言と発言者とを分ける、は効果的です。視線が交わらないだけで、違います。お試しあれ。

Q307:アイデアが本題から外れた時は?

Q:アイディアが本題とかけ離れた時に結び付けることはできますか?

A:大外し、もあります! 全部が全部は結びつきません。それでも出す! です。

Q306:いいアイデアを台無しにしないための心得とは?

Q:アイディアを企画に整えていく段階で注意すべきことはありますか? せっかくのアイディアを台無しにしないための心得はありますか?

A:残したい価値、を明確にした上で、実現性を追求していく、のプロセスです。丸めることを畏れずに。しかしアイデアは残しつつ。譲るところと譲れないところを、云い出しっぺ、であるあなたがどこまで自覚&把握しているか。そしてその価値をチームメンバーおよび上司と共有できていいるか、でしょうか?

Q305:服をどう脱ぐかでアイデアは増やせる?

Q:服の脱ぎ方の具体例、パターンを教えてください。どう脱ぐかでどれだけアイディアを増やせるのでしょうか?

A:脱ぎ方は所詮、演出なので・・・基本的には服をたくさん持っている方がいいと思います。強いて云えば、ワンピースを「一枚の布」と云い換える、みたいな智慧はあるのですけど。結構な高等技です。

Q304:いいアイデアへ導くには?

Q:アイディアマンばかり集合すると「今までになかったこと」「奇抜なこと」みたいな方向性になりますか? いいアイディアへ方向づける指揮はどのようにしていますか?

A:本当のアイデアパーソンは、「シブいアイデアも出せる」のだと思います。奇抜なだけがアイデアじゃないです。お題に対して何が「好い」のか。はリーダーが最初に振り出すか、決定時に決めるかのどちらかではないでしょうか。最初に振り出してしまうと返って硬くなりがちなら、最初は自由に振り出すのが吉かと。

Q303:センスも経験値で上がるもの?

Q:自分の経験からアイディアが出て、それを企画にし、実現に導くわけですが、それは経験値で確率は上がるものですか? それともセンスも関係がありますか?センス=経験・体験で磨けるものですか?(ちなみに企画が苦手だと思っています)

A:上がります。自分はそう信じてます。センス、ないよりあった方がいいですけど、天から振ってくるモノでもないので、悩んでいる時間があったら本でも読んだ方がいいんじゃないかと。後は数。考える、はスポーツなので、反復練習するとそれだけ上達します。

Q302:アイデア出しで思考停止。。打開策は?

Q:ワークショップ中にいざ考えるとなると思考が停まりがちになるのですが、そのような場合の打開策はありますか?(考えないと、と思うと焦りも出てきて、悪循環に陥りがちです)

A:煮詰まったら、「目の前にすでにある企画を機械的に云い換える」からスタートしてみてはいかがでしょうか。WSでもお伝えしましたが、アイデアなんてほとんどがクダラナイ、ツマラナイ、どーしよーもない、のばっかりです。一度「それって砂金探しみたい」と云われてなるほど!と思いました。

Q301:自分の好みで体験すると偏るかも?

Q:「体験しに行く」時、結局自分の好みで体験(しに行く内容もピックアップする内容も偏ってしまう)してしまっても良いのでしょうか? それも含めて「自分らしさ」でOKですか?

A:体験しに行く時、はもう自在に。それこそがアイデアパーソンの個性につながりますから。自分の「らしさ」とお題が求めるアイデアの性格には違いはありますよ。でもそりゃ仕方ない。お題とあなたとの相性、あります。だから複数で考えているという代替策があるわけで。プロとしてはある程度の〝ど真ん中なアイデア〟は出せるとしても、それにプラスして個性があることの方が大事じゃない? と考える派です。
一方、選ぶ際には、客観的/顧客的な視点が必要になってきます。WSでご呈示したような商品軸=売る側がお客を選ぶモデルは別として。ブランド、ってなんだっけ? な議論にもなりますが、業種業態としてどれだけの顧客数が必要なのか、がベースになるのでしょうか?