■notes203 美術展でキュレーターのお名前がすぐ分からないのって

 もったいないな、と思うようになりました。日本って「●●展」がいつも開かれており、いつ何時でも何処かの名画をミル機会がある素敵な場所です(気になっている展覧会をぜんぜんカバーできていませんが・・・)。先日もA展とB展、ふたつを同日にハシゴしてきました。

 で、ふと気になったのがキュレーター/学芸員の方のお名前のあるなし。会場出口にて販売しているカタログの奥付(最終ページ)には当然掲載されているのですが、会場入り口に置いてある、「展示作品一覧」(というのかな? A4見開きから数ページの、あれ)には書いてないことが多いんじゃないでしょうか。

 美術展には、いわゆる「目玉」もあってそれが集客のコアになることも多いのでしょうけれども、入場してから出るまでの、“シナリオ=流れの妙” もありますし、どの作品を隣り合わせ、あるいは背中合わせにするかなどの、“平面の妙”もあります。つまり、作品自体はアーティストの著作物ですが、展覧会の企画も立派な著作物だと思うのです。
 だからこそ、「キュレーション」なる単語が一般化しつつもあるわけで。音楽アルバムで「これは●●さんがプロデュースした」はよく聞くようになりました。また書籍でも、「●●が編集しました」を明示する出版社さんもあります(著者による後書きにもよく記載されてますよね)。

 深い知見をお持ちの方々では、「これは■■さんがキュレーターしている企画だから、必見!」なる話がある、はず。いろんな事情もあるのでしょうが、「誰が企画したのか」情報、シンプルに知ることができたらいいなと。