Q071:ディレクターはどうやって企画を選べばよいのでしょう?

Q:自分がディレクターをするアイデア会議の場合、
  アイデアを選ぶ基準はどうすればいいのでしょうか?
  (東京都:Rさん)

A:
自分の好き嫌い、ではディレクターは務まりません。
そのチームにとっての「クライアント」がどんな価値基準を持っているのか、が前提です。その勘所や経験がないと、選んだものが大外れ、になりますね。その上で「面白い/面白くない」「筋がいい/筋が悪い」などの分類をしてみます(机の上や壁を使って目に見える形にアイデアスケッチを動かしながらやると効果的です、最初は)。

面白くて筋がいい、がいくつもあれば問題なしですが、まあそうもいきません。選ぼうとしても選べない状況も有り得ます。となると次のアイデア会議までに、自分たちの基準を満たすアイデアを再度募集することになります。

つまり、選ぶ判断の前に「何を考えてもらうか」のお題出し、もディレクターの超・重要な仕事になります。やってみる=お題を出し、その“返事”をもらってみると、その六つかしさが分かるでしょう。

ということで100%ではありませんが、よいディレクターになるためには、それ相応のプランナー経験が必要です。考えたことのある人だから、考えさせられる。学生さん同士のチームなど、年齢差≒経験の差が少ないので、ディレクターとプランナーとの間に違いが出にくい=判断に自信がつかないことも予想されますね。その場合は、要・コソ練! ディレクターは、つねにプランナーを凌駕しているくらいの実力が必要なんです。だからこそ選べる。そう考えてみてください。
   (かとうまさはる)  

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