■notes114 届くと受け取る。

コミュニケーションの仕事をしていると
「届いたかどうか」を確認することは非常に大切です。

しかし「届くこと」と、その対象者が「受け取ったかどうか」は
また別の問題なのだ! そんな思いが最近強くなりました。

例えば・・企業理念を記した「ブランドブック」。
作ることによって暗黙知だったブランドの理念がことば化され、明確になる。それ自体は必要なやるべきことなのですが、その立派な本を配って(=届けて)終わり、になっていないか? どんなに立派な理念でも
脳と身体とに染み込み、自然な行動習慣ににじみ出てこないと・・です。

そのプロセスの最初にあるのが「受け取る」こと。
受け取る感度、感性が高い人なら、ブックを届けるだけでいい。後は自分がブックを自分なりに消化吸収してくれるからです。しかしそうでもない人には? 受け取ってもらうための、もう一工夫が必要になるわけです。

そう考えると、世の中工夫の余地がまだまだあるな・・と見回してしまいました。