Q056:枠がない方が考えやすいような気がするのですが・・?

Q:今日やってみた「ワークショップ考具」、アイデアスケッチを2回目に描くセッションでは
  どこかあるジャンルに絞り込んで考えてみる、ということで作業しましたが
  アイデアを考える時には、そうした枠というか、制限をつけない方が考えやすい気がします。
  (京都府:Kさん)

A:
WSでアイデアスケッチを描くのは「自由に考えることに慣れる」を体験してもらうトレーニングだと思っています。みなさんの気づきにもありましたがたくさん考える、の「たくさん」のレベルを上げてもらったり
「わがまま」の度合いが、どこまで赦されるのか、を感じてもらったり。

その目的から、割に制限ないお題を設定しています。制限とは与件であり、「思いやり」にも近くなりがちだからです。しかし、現実の仕事上でのアイデア出しでは
あまり自由なのも困ってしまう時が多々あります。デートしていて「何食べる?」「何でもいいよー」と返事が来て
「え・・そういわれても」みたいなケース。ある程度、絞ったテーマ設定の方が、かえってアイデアが出てくる。WSでいったところの「具体的に問う」です。

ただ、お題を最初から絞るのは勇気がいります。その時点でアイデアの方向性が決まってしまうからです。

そこで、「アイデア会議第1ラウンドの第1回目」は本当にオープンに考えてみて
出てきたアイデアスケッチを大きく俯瞰しながら、第1ラウンド第2回目へのお題を絞っていく。そんな作業も実際には頻繁に行われているのではないでしょうか。

実は、その辺の「お題設定」がディレクターの腕の見せ所でもあります。自由に考えることに慣れたプランナーに、具体的に問う=あるジャンルで徹底的に考えさせる。
云うは易し、なんですが・・・
  (かとうまさはる) 

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