■notes048 カタチの過程を知る。

先日、とある温泉旅館へお邪魔する機会がありました。
夕食に出てきたお箸が濡れていたのが不思議。何となく恥ずかしく、聞こうかどうか、迷いましたが
最後に何故、と伺ったらば「箸に物が付かないように」とのこと。なるほど、と。

カタチの意味≒そこに到る過程が分からなければ最後のカタチも素通りしてしまう。例えばお茶のお作法で顔を真下に向けないでお辞儀するカタチの理由は「襲われないため」とか。戦国時代に始まったお茶故の話です。これもまた茶道の本質かも知れません。途中経過を含めて、最後のカタチを知ることが大事なんだと思いました。お作法ものに限らず、当てはまるのではないかしら?