■notes032 UK探訪記 第6日目。

1日前からレンタカーでロンドンを脱出。
怖いもの知らずで運転をしています。

ロンドンから10キロも離れると、もう緑・緑・緑。そのまま北上してコッツウォルズ地方(昔ながらの建物や村の様子が維持されている地域)を
ぶらぶらしているのですが、風景はほとんど変わりません。空が青か灰色。森や林が緑色で、居並ぶ建物は茶色系。いたって地味なシーンがひたすら続きます。そんな中で目立つのが、行き交うクルマのカラーリング。ヨーロッパって派手なんですよね。
でもそれが地味な風景の中では良い感じにマッチしているんです。日本で見ると「なんでこんな色を用意したんだろう?」といぶかしがっていたカラーが、良いんです。デザインもしかり。えー、こんなのアリ? と思っていたクルマが実によかったりして。ちょっと自分の色眼鏡を反省。

そういえば、ロンドンにもいわゆるビルボードはほとんどありません。古い建物も多く、色目も地味です。その分バスやタクシーの車体広告が目を引きます。ところ変われば品変わる? アイデアのローカルさ、に改めて気が付きました。土地の文脈を理解することが大事なのかな、と。アイデアや企画単体ではなくて、その企画が置かれることになる環境との関連性が重要。マーケティングでは「差異化/差別化」と云われますが、それも相手あっての違い、でした。改めて振り返り、いま考えようとしているアイデアの周辺環境についての知識って十分だろうか、とまたしても反省。またその辺を無視しての「インターナショナル」な企画ってのも善し悪しがあるのですね。とはいえ、先出のアートのように、地球規模で人間を感動させるアイデアもある。本当に優れたアイデアは、土地の文脈を越えるのもまた事実のようです。