■notes022「云い出しっぺ」と「云い変えっぺ」

一口にアイデアパーソン、といっても
「云い出しっぺ」と「云い変えっぺ」の2つのタイプがあるのではないか、
という仮説を持つようになりました。

一般論としてのアイデアパーソンは「云い出しっぺ」がそのままイメージでしょう。たくさんのアイデアメモを打ち合わせに持参し、
ブレーンストーミングの軸を作っていく人。いわば企画の源泉です。
こうした人がいなくては企画の生まれようもありません。これは確かな事実。

と同時にフッと出てきたアイデアをネタにして、
それを(それらを)縦横無尽に膨らますのが得意な人がいます。「それって、こうなんないかな・・」とか「その○○をこんな感じにずらしてみたらサ・・」てな調子で
みんなの意見をまぜこぜにしながらアイデアを発展させていく。時には原型を留めないくらいまでに変形したりしながらもなるほど、と頷いてしまうアイデアをその場でこさえるタイプです。
見方によっては尻馬に乗っているだけかも知れませんが、ある「アイデア」という原石を完成度の高い「企画」に昇華させるのもまた、ひとつの技だと思うのです。

チームで仕事をしているのであれば、最終的に社内やクライアントに提案する企画そのものが問われる事になるわけですから、プロセスの途中での参画の方法はいろいろあって好いはず。「云い出しっぺ」だけに価値があるとは限りません。むしろチームの中にこの2つのタイプのアイデアパーソンが入り交じっていることの方がより大きな成果を生むでしょう。というのも「云い出しっぺ」だけではたどり着けない企画としての着地点(選択肢)も数多くあるだろうからです。「云い出しっぺ」が生みの親なら「云い変えっぺ」は育ての親。アイデアが企画として立派に成長するためにはどちらも必要なんですね。とはいえ独りぽっちでのプランニング作業や、とにかく急ぎで、なんて時には
「云い出しっぺ」と「云い変えっぺ」の演じ分けができれば最高!
・・・なんでしょうが、負けず劣らず「云い変えっぺ」も立派なアイデアパーソン!
(と勝手に認定)

さて、あなたはどっちのタイプでしょうか?