■notes003『考具』に取り上げた道具の新しさ、について。

「アマゾンドットコム」で2件ほど辛口の書評を頂戴しました。

・名前負け−「目新しい考具」がなかった (ただしこのHPの存在は評価していただけた)
・期待はずれ−「誰にでも書ける本」

実は、その通りです。かとうがオリジナルで作った考具はゼロ。既存の考具の「寄せ集め」です。アイデアに関する見解も既存の書籍に書いてあることです。では何故この本の企画が受け入れられ、実売にまで行ったのか? しかもアイデア本ではよい本をすでに持つTBSブリタニカさんから。

理由は2つだと思っています。
1)「アイデアを出すためのコツと方法」は、まだまだ一般的でない

  • 書評を頂戴したした方は「かなりの上級」とお見受けしました
  • すでに既存のものであっても「知らないものはないと一緒」なのです
    ※「ああ、あったあった」と思い出す人にも意味があるはず

2)既存の考具、その使い方の「割合に細かい実践編」である

  ※ここに「書籍としての新しさ」があったのでしょう
  • 「へえ、こんな程度の使い方でいいのか」と安心できる
  • 道具の使い方にも重点=あくまでも「インストラクター本」の域は出ない

ということなんですが、ご指摘はごもっともで反論のしようもありません。

実際の使用考具が既存であれ、オリジナルであれ
アイデアがポコポコ生まれる人には不要です、この本。ちょっと実践的なPCアプリの取説本みたいなもんですかね。1500円無駄遣いさせちゃいましたか? ネット書店の六つかしさですね。改めての発見ですが、立ち読みという課程を通じて読者が本を選ぶように、本も読者を選んでいるのです。この課題を解決するようなアイデア/企画ありませんかね? みんなでアマゾンに売りに行きましょう(笑・・・でもマジで)。(この本を好いな、と思う)読者の方々にご呈示したかったのは
新しい道具の登場ではなく「既存概念の打破と(古くても)道具の使い方」。「考える、って意外と大したことなさそうだな、オレ/ワタシにもできるかな」
「ああ、この道具をこうやって使ってるんだこの人」と思っていただけて、その方の手(アタマとカラダ)が動けばそれが無上の喜び。とはいえ
□タイトルが勝ちすぎている・・・そうかも。すいません。
□具体例がない・・出版社からは強く要望があったのですが、守秘義務等の関係でお断りしました。すいません。

・・・というのが著者の考えなのですが、どうでしょうか? 書評を寄せてくださった方、そうでない方もご意見をください。賛辞と批判とがあるのは健全なことだと思っていますので、どちらの意見も聞きたいです。